リアル徒然 3人って除け者にされてますよね久遠さん 忍者ブログ
日常のちょっとした事、小ネタ、アニメ・漫画の事、いろいろ書いていけたらと思います。
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いつ2期やってくれるんだろうと首を長くして待っている宝来です。
極上。
素晴らしいアニメだったと思うんだよね、本当に。

では続きから奈久です。
ゲームの奈々穂ルートグッドエンド後のお話。
___

「久遠、この間からなんだか様子が変だぞ?」
「なんでもありませんわ」
「そんなことはない。一応これでも毎日見ているからな。お前の態度が変わったことくらいわかる」
奈々穂さんは、どうしてそんなことばかり気付いて、肝心なことに気付いてくれないのでしょう。
「奈々穂さんに心配していただくようなことではありませんわ。ですから、放っておいてくださいな」
「あ、久遠!」
……言えるわけありませんわ。
奈々穂さんが私を除け者にしたことに怒っているだなんて。
知られたら、失望してしまう。
そうしたら、きっと奈々穂さんは……。
「ちょっと待て」
「何ですの?」
「私も、1つ話があったんだ。さっき、駅でのことだが」
「先生と感動のお別れをしたことですの?あれでしたら、別に何もお話することはないと思いますけれど」
「いや、あの時の私はひどく混乱していて、大事なことを忘れていたんだ」
「先生には3人と言ってしまった。だけど、私はもう1つ気付いたんだ。私の日常には、久遠、お前もいないと……なんだか落ち着かない」
「奈々穂さん」
「だから、4人じゃないかと思ってな」
この人は、いつもは筋肉バカなのに、こういう時に限ってひどく冴えている。
「私、一番でないと嫌ですわ。しかも、オンリーワンじゃないと気が済みませんわね」
「……そうか」
「知ってます。奈々穂さんにとって会長は誰よりも大切な人。それは昔馴染みである私も同じ」
「じゃあ!」
「ですが、あんな男なんかに負けるのは、絶対嫌ですわ」
この言葉を聞くと、奈々穂さんは少しだけ表情を歪める。
だって。
奈々穂さんは、きっと。
「奈々穂さん、先生のこと、本当に好きなんですの?」
「……あぁ。きっとそうなんだと思う」
「そう、ですの」
「すまない」
「構いませんわ。私負けるつもりありませんもの」
「久遠?」
「気の迷いだったって思わせる自信、ありますわよ」
「えっ、あの、その!?」
「……冗談ですわよ」
こんな反応されたら、そのまま突っ走るだなんてできないですわね。
少しずつ、私のペースで。
確実に、落としてみせますわ。

***

久遠がいながら奈々穂ルートの最後、「3人」とか言ってたから。
ちょっとやってみたくなりました。
久遠のことは大事と思っていながらまだ恋心ではない奈々穂と、完全に奈々穂さんを狙いすます久遠。
そんな2人を微笑ましく見守る奏。
そんな3人で暮らしてほしいと思ってしまう宝来です。



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